引越し料金・費用の相場がわかる 得して安心できる業者の選び方

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引越しで出た粗大ゴミや不用品を処分する方法

引っ越しの粗大ゴミや不用品の処分はどうしたらいい?

引っ越しの荷造り中は、たくさんの粗大ゴミや不用品が発生します。引っ越しの荷造り中に出た、粗大ゴミや不用品の処分はどうしたら良いのでしょうか。

粗大ゴミや不用品の種類によって、処分方法は異なるため、事前に確認することが重要です。

また、処分方法によっては、費用がかかることもあります。詳しく見ていくことにしましょう。まずは、以下の図をご覧ください。

この図は、「引っ越しで不用品となったもの」のアンケート結果を表しています。

不用品の多くは、家電や家具であると言えるでしょう。家具や家電は、普段処分する機会がありませんので、処分方法が分かりづらいものです。

それでは、以下で主な処分方法について解説していくことにします。

処分方法その1:不用品回収業者へ依頼する

ネットなどを活用して探してみると、多くの不用品回収業者を見つけることができます。まずは、2箇所から3箇所へ見積もりを依頼し、トータル費用を確認するようにしましょう。

処分方法その2:引越し業者へ依頼する

引っ越しで発生した粗大ゴミや不用品は、引っ越し業者へ回収を依頼することができます。ただし、引っ越し業者ごとで、不用品や粗大ゴミを回収して貰える場合と、回収して貰えない場合があります。

公式ホームページ上で提示されているケースがほとんどですが、提示されていないときは見積もりの際に確認しておきましょう。

たとえば、サカイ引っ越しセンターの場合、不用品の回収だけではなく、買取、不用品リサイクルも依頼することができます。

パソコンや仏壇仏具、薬品などは依頼することができませんが、大抵のものは処分して貰うことができるでしょう。それから、日本通運でもオプションサービスとして粗大ゴミの回収を行っています。

他にも、ハート引っ越しセンターのように、一部の不用品を除き、無料で引き取って貰えることもあるでしょう。

アーク引越しセンターにおいては、家電リサイクル券を扱っていますので、有料にはなりますが廃家電の回収を依頼することができます。一般的な不用品回収に関しては、見積もり時に相談することになりそうです。

一方、アート引っ越しセンターでは不用品の回収は行っていません。また、アリさんマークの引越社のように、相談しなければ回収を依頼することができるか分からないこともあります。

多少高くついても、できるだけ手間と時間を掛けなくない場合は、見積もり時に詳しく相談しておくようにしましょう。

処分方法その3:リサイクルショップの買取りを利用する

引っ越しの際、家具や家電を処分したいのであれば、リサイクルショップに買い取ってもらうことも1つの方法です。ただし、型番が古かったり、傷や故障が確認された場合は、買取りが難しいこともあります。

ただし、買取りは困難なものの、引き取ってもらうことは可能なことがありますので、一度相談してみるようにしましょう。わざわざお店まで家具や家電を持ち運ぶのではなく、出張サービスを活用すると便利です。

処分方法その4:地方自治体の回収サービスを利用する

各地方自治体では、粗大ごみの回収サービスを提供しています。依頼することができる粗大ゴミや不用品の種類が決まっているため、事前に確認しておきましょう。

また、行政のスケジュールに合わせて回収しています。早めに依頼しておかないと、引っ越し当日までに間に合わないことがあるため注意が必要です。

処分方法その5:友人や知人にあげる

まだ使えそうなものがある場合は、友人や知人にあげることも視野に入れておきましょう。大型の物は、運搬する際に手間が掛ることもあるため、事前確認が必要です。

処分方法その6:オークションサイトや掲示板を利用する

オークションサイトを利用した経験がある場合、オークションを使って不用品を売ることも1つの方法です。

ただし、必ずしも売れるわけではありませんし、入札までに時間がかかることもあるでしょう。

もしくは、入札されずに終わることも考えられます。送料や出品料が発生する他、傷が付いている場合のトラブルも考えられるため、慣れていない場合は控えた方が無難です。

また、専用の掲示版へ不用品を掲示し、格安もしくは無料で欲しいと思っている人へ譲る方法もあります。引っ越しまで日数があるときは、利用してみると良いでしょう。

引っ越しで出るゴミの種類とは?

引っ越しで出るゴミには、それぞれ種類があります。大きく分けると4つの種類に分かれますので、詳細について確認していくことにしましょう。

可燃ごみ

引っ越しで出るゴミの中で、最も多く処分することになるゴミです。各自治体ごとで分別方法は異なります。また、大型ゴミであっても、指定されたゴミ袋に収まる場合は、可燃ごみとして処分することができるケースもあるでしょう。

主なゴミの内容
生ゴミ、食用油、製品プラスチック、汚れた紙(ティッシュペーパー、紙おむつなど)、衣類・布類、皮革製品(ベルト、バッグ、鞄)、ゴム・ビニール製品、炭・乾燥剤・保冷剤・使い捨てカイロ、木製品・木くず・材木類(竹串、まな板、しゃもじなど)、ぬいぐるみ・クッションなど

不燃ごみ

ほとんどの地方自治体で、週に1回だけ回収されているゴミです。引っ越しで不燃物のゴミ処分をする場合は、回収スケジュールを必ず確認しておきましょう。処分する際は、指定されたゴミ袋に入れて回収場所へ出しておきます。

主なゴミの内容
油の容器、ライター、マニキュアの瓶など、小型家電製品(ミキサー、コーヒーメーカー、時計、電卓、体重計、ドライヤー、トースターなど)、金属製品(やかん、フライパン、包丁、鍋など)、ブロック・レンガ、蛍光管、傘、陶器類など

資源ごみ

資源ごみとは、再資源化することができるゴミのことを指しています。特定の事業者へ持ち込むことで、換金できることもあるでしょう。分別方法は、各地方自治体ごとで異なるため、事前確認が必要です。

主なゴミの内容
びん・缶・ペットボトル、容器包装プラスチック、雑紙、枝・葉・草、スプレー缶・カセットボンベ、筒型乾電池など

粗大ごみ

引っ越しのごみ処理の中で、一番処分に困るゴミです。耐久消費財の大型ゴミのことを指しており、大型の家具や家電等が該当します。

主なゴミの内容
布団・マットレス、扇風機、机、椅子、タンス、本棚、食器棚、ベビーカー、チャイルドシート、台所用品、電子レンジ、照明器具、ゴルフ用具、スキー用具、自転車など

自転車、子供用遊具、ストーブなど、再利用が可能な物は、リサイクル収集の対象となっています。リサイクルでの収集を希望する場合は、大型ゴミ収集センターへ申込みをし、大型ごみ手数料シールを購入の上、シールを貼り付けた状態で回収してもらいます。

尚、以下のごみは、粗大ゴミとして収集することができません。各地方自治体の指示にしたがって、自らゴミの回収を依頼するようにしましょう。

粗大ゴミとして収集できないもの

エアコン、テレビ(ブラウン管型)、薄型テレビ(液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機、パソコン、小型充電式電池、タイヤ・バッテリー、ボタン電池、ピアノ、耐火用金庫、ドラム缶など

必見!廃品処分・回収・廃棄にはこれだけかかる!

引っ越しで出たゴミの処分方法や、ゴミの種類が分かったところで、次は費用について見ていくことにしましょう。一言で「引っ越しゴミ処分」といっても、処分方法や品目によって費用は様々です。

不用品回収業者、地方自治体の回収サービスを利用した場合、どのくらいの費用がかかるのか、下図に詳しくまとめてみました。

前項でご紹介した、「引っ越しで不要となったもの」のアンケート結果に基づき、家具・家電の処分や回収、廃棄費用をご紹介します。

尚、引っ越し業者へ廃棄処分や回収を依頼した場合ですが、見積もりのときまで費用ははっきりと分からないことがほとんどです。

おそらく、大体の費用は決まっていると思われますが、ホームページ上などでは費用について明記されていません。不用品回収業者へ依頼するよりは安く済みますが、地方自治体の回収サービスが一番安いといえそうです。

ただし、品目の内容によっては、引っ越し業者にて無料で回収してくれることもあるでしょう。事前に相談しておくことをお勧めします。

品目 不用品回収業者 地方自治体の回収サービス
ベッド シングル:4,000~5,000円程度
ダブル:6,000~7,000円程度
※ベッドマットレスを除く
シングル:500~1,000円程度
ダブル:900~1,200円程度
※ベッドマットレスを除く
地域によって費用は異なる
冷蔵庫 3,500円(単身用サイズ)~
※サイズによって異なる
地方自治体では回収なし
販売店からリサイクル券を購入し収集を依頼
販売店が不明な場合は家電回収協力店に依頼
収集運搬料は別途支払う
もしくは自ら指定引取場所へ運搬する
リサイクル券はメーカー毎で料金は異なる
3,780円~10,500円程度
洗濯機 2,000円(5kg以下)~
※サイズによって異なる
地方自治体では回収なし
販売店からリサイクル券を購入し収集を依頼
販売店が不明な場合は家電回収協力店に依頼
収集運搬料は別途支払う
もしくは自ら指定引取場所へ運搬する
リサイクル券はメーカー毎で料金は異なる
2,520円~5,775円程度
テレビ 3,000円(20インチ以下)~
※サイズによって異なる
地方自治体では回収なし
販売店からリサイクル券を購入し収集を依頼
販売店が不明な場合は家電回収協力店に依頼
収集運搬料は別途支払う
もしくは自ら指定引取場所へ運搬する
リサイクル券はメーカー毎で料金は異なる
15型以下 1,575円~7,875円程度
タンス 4,000円程度~ 300円~2,500円程度
※サイズによって異なる
食器棚 3,000円程度~ 300円~2,500円程度
※サイズによって異なる
エアコン 3,000円程度~ 地方自治体では回収なし
販売店からリサイクル券を購入し収集を依頼
販売店が不明な場合は家電回収協力店に依頼
収集運搬料は別途支払う
もしくは自ら指定引取場所へ運搬する
リサイクル券はメーカー毎で料金は異なる
1,575円~5,775円程度
ソファー 3,000円程度~ 1,000円~1,800円程度(2人掛け)
テーブル 1,500円程度~ 300円~1,000円
※サイズによって異なる
本棚 4,000円程度~ 1,000円~
※サイズによって異なる

粗大ゴミや不用品の収集タイミングはいつ?

引っ越しで家具や家電を処分する場合、どのタイミングで収集して貰えるのでしょうか。まず、不用品回収業者へ依頼した場合ですが、当日訪問見積もりですぐに依頼するならば、即日となることもあるでしょう。

もしも、複数の業者の見積もりを比較したい場合は、すべての見積もりが終わった時点で回収を依頼しますので、数日掛ることもあります。次に、地方自治体の回収サービスを利用する場合ですが、回収日を指定することはできません。

行政のスケジュールに沿って回収されますので、混雑しているときは2週間から3週間以上先となることもあるようです。そのため、引っ越しが決まった時点で、早急に申込をする必要があります。

収集時間を確認したいときは、管轄の清掃事務所へ問い合わせてみましょう。

尚、ゴミの日に出すことができる不用品であれば、地域ごとに決められたゴミ収集日に出すことになります。あまりにも量が多い場合は、収集ボックスに収まらない可能性があるでしょう。

他の方に迷惑を掛けてしまいますので、日を分けて捨てた方が良いかもしれません。もしくは、収集車が来るタイミングで持っていくと、他の方に迷惑を掛けずに回収してもらうことができるでしょう。

粗大ゴミを安く処分する方法

引っ越しで家電を処分する場合、品目によってはリサイクル料がかかるため、安く処分することが難しいケースもあります。しかし、その他の粗大ゴミであれば、工夫次第で安く処分することができるでしょう。

以下で詳しくご紹介していきます。

直接処理場へ持ち込む

意外と知られていないのですが、車に不用品を積み込んで直接処理場へ持っていくと、かなり格安で処分することができます。持ち込む際の予約や連絡は不要です。各処理場によって処理手数料は異なりますが、10kg200円程度で処分することができるでしょう。

品目によって、粉砕工場、ごみ資源化工場、埋め立て処理場など持ち込む処理場が違います。予め確認しておくことをお勧めします。尚、処理場によっては、工場へ到着した際に荷降ろしを手伝ってくれることもあるようです。

基本的には、自力で荷降ろしをしなければなりませんが、量が多い場合は手伝って貰うことはできないか確認しましょう。

可能な限り細かくしてゴミの日に出す

大型ゴミに分類されているものの、分解、解体することで各地方自治体が指定したゴミ袋に収まる場合は、ゴミの日に出すことができます。

2,000円程度で販売されている、電動ハサミを使えば、女性でも簡単に分解、解体できますので、試してみると良いでしょう。

多少手間と時間は掛りますが、処分する際に掛る費用を考えると、かなり格安で処分できるはずです。40Lのゴミ袋なら、それなりの量が入ります。

ただし、中には解体しても粗大ゴミに分類される品目もあるため、事前に各地方自治体のホームページを確認しておきましょう。


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