引越し料金・費用の相場がわかる 得して安心できる業者の選び方

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引越し時の家電(冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン)の処分方法と料金相場について

引越しの際、電化製品の処分を検討する人は多いようです。しかし、処分方法が良く分からないといった声をよく耳にします。そこで今回は、引越し時の電化製品の処分方法や、処分する際にかかる処分料金の相場について解説していくことにしましょう。

尚、今回取り上げる電化製品は、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンの4種です。いわゆゆる、家電リサイクル法に基づいて処分しなければならない製品となります。それでは早速、処分方法と料金相場からみていきましょう。

冷蔵庫・洗濯機・TV・エアコンの処分方法と料金相場とは

引っ越しで家電処分をするには、全部で6つの方法があります。順番に解説していきますので、参考にしてください。

処分方法その1:新しい家電を購入した際に家電量販店や小売店に回収してもらう

新しい電化製品を購入した際に、回収して貰うことができます。リサイクル料金と運搬料金が発生しますが、引越しの家電処分のやり方としては、一番シンプルで分かりやすい方法です。

お店の方が詳しく説明してくれますし、特に自分でやらなければならないことはありません。尚、電化製品の購入先である家電量販店や小売店には、収集義務があるため、例外なく回収して貰うことができます。

処分方法その2:製品を購入した家電量販店に回収してもらう

製品を購入した家電量販店などに、回収してもらう方法もあります。先程と同様で、商品購入先となる家電量販店や小売店には収集義務があるため、例外なく収集して貰うことが可能です。発生する費用は、リサイクル料金と運搬料のみとなります。

処分方法その3:リサイクルショップに買取ってもらう

年式が古くなければ、リサイクルショップに買取して貰うことも可能です。ただし、必ず買取ってもらえるわけではないため注意しましょう。また、処分料として費用がかかるケースもあるため、事前に問い合わせをして確認した方が安心です。

尚、リサイクルショップへ買取ってもらう際は、必ず掃除をしてから見積もりを依頼しましょう。その方が、高く買取って貰える可能性が高まります。

ちなみに、引越しで冷蔵庫を処分したい場合は、買取査定も大切ですが、出来るだけ早く中身の食料を食べてしまうことも重要となります。

処分方法その4:オークションで販売する

あくまでも自己責任となりますが、オークションで販売する方法もあります。新しい電化製品ほど高く売れますが、メーカー、型番、汚れ具合によっては、思ったほどの価格にならないケースもあるものです。

また、必ず買い手が見つかるわけではありませんので、早めに出品して様子を見るようにしましょう。

処分方法その5:リサイクル券を購入して引き取り場所へ持ち込む

過去に電化製品を購入した店舗が廃業していたり、購入先のお店が離れた場所にある場合は、自ら処分する方法もあります。リサイクル券は、郵便局宛てにリサイクル料を支払うと入手することが可能です。

あとは、お住まいの地域で指定している引き取り場所まで持ち込むだけです。万が一、指定場所まで持ち込むことが難しい場合は、指定業者に収集を依頼しましょう。

処分方法その6:友人や知人に譲る

状態が良い電化製品であれば、欲しがっている友人や知人に譲る方法もあります。これから一人暮らしを始める学生や単身者へ譲れば、とても喜ばれるはずです。

譲り渡す際に、綺麗に清掃をしておく必要はありますが、自分で電化製品を処分するときのような費用は一切掛りません。早めに周囲へ声を掛けておくことをお勧めします。

以上が、処分方法でした。続いて、処分料の相場についてみていくことにしましょう。処分をする際は、大きく分けると2つの費用がかかります。『リサイクル料金』と、『収集運搬料金』です。

オークションやリサイクルショップを活用して、電化製品を売るときには関係がない費用ですが、処分をする際は必ず掛ってくる費用となります。尚、自ら指定引取場所へ搬送する場合は、『リサイクル料金』しか掛りません。

『リサイクル料金』は、家電製品のメーカー毎や、家電のサイズによって異なります。大手国内メーカーの平均相場を表にまとめてみましたので、参考にしてください。

品目 リサイクル料(目安)
エアコン 1,500円前後
テレビ(15型以下) 1,800円前後
テレビ(16型以上) 2,900円前後
冷蔵庫(170L以下) 3,700円前後
冷蔵庫(171L以上) 4,800円前後
洗濯機 2,500円前後

冷蔵庫のリサイクル料金が一番高めであるため、リサイクル家電4品目の中では冷蔵庫の処分料金が高くなりやすいといえそうです。

尚、『収集運搬料金』は、依頼する業者によって金額が大きく異なります。ヤマダ電機やビッグカメラなどの家電量販店へ依頼すると、500円台程度が相場です。ただし、訪問回収を依頼した場合は、2,500円前後の費用が発生します。

また、電化製品のサイズが大きかったり、重たくて一人では搬出できない場合は、別途3,000円程度から20,000円程度掛ることもあるようです。事前に回収依頼先へ確認しておきましょう。

家電リサイクルを処分する際に抑えておきたい3つのポイント

家電リサイクルを処分する際、抑えておきたい3つのポイントがあります。以下にまとめましたので、参考にしてください。

その1:まずは売れるか確認してみる

たとえば、引越しで冷蔵庫を廃棄する場合、それなりの費用が掛ってしまうものです。リサイクル料金はそれほど高くはありませんが、収集運搬の費用がが高くて驚くことがあります。

そのため、処分を検討する前に、売ることはできないか検討してみましょう。最近は、リサイクルショップなどで出張買取を行っています。見積もりは無料であることがほとんどですので、もし売れるようであれば売ってしまいましょう。

その2:売れ残ったものは引取や処分を行う

売ることができなかった電化製品は、引取か処分をすることになります。引取と処分のどちらが適切か迷ったときは、費用が安い方を選択してください。

尚、依頼する引越し業者によっては、独自で不要品回収部門を設け、サービスを展開しているケースがあります。料金は様々であるため、必ず安くなるとは言い切れませんが、利用を検討してみるとよさそうです。

たとえば、引っ越しの際に洗濯機を処分したい場合や、冷蔵庫を処分したい場合は、引っ越し当日に他の家財道具と一緒に引き取ってもらうことができます。詳細は、見積もり依頼時に確認してください。

ちなみに、引越しで洗濯機を廃棄する際の注意点は特にありませんが、冷蔵庫は注意が必要です。ありがちなのは、引越しの荷造りが大変で冷蔵庫の中身をそのままにしてしまうケースです。

冷蔵庫の中には、思いの外たくさんの食料や調味料が入っています。冷蔵庫を買取ってもらうにしろ、引取や処分を依頼するにしろ、これらの食料品は片付けなければなりません。そのため、できるだけ早めに冷蔵庫の中を空けるようにしましょう。

その3:違法業者は避ける

『冷蔵庫の処分を無料で引き受ける!』などといった、悪徳業者を見掛けることがあります。エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビの4種を処分する際は、必ずリサイクル料金を支払わなければならないため、無料で処分することは不可能です。

そのため、たとえば引越しで洗濯機を処分したい場合に、他社と比較して極端に安い費用を提示してきたときは利用を控えましょう。悪徳業者の多くは、高額な費用を請求してくるか、極端に安いかのどちらかとなります。

両者とも気をつけなければなりませんが、中でも極端に安い業者は注意しましょう。なぜなら、電化製品からお金になる部品のみ取り出して、その他の部位は不法投棄することがあるからです。

不法投棄は、リサイクル法で罰せられます。5年以下の懲役または1,000万円の罰金刑です。不法投棄された電化製品の所有者が追跡された際、場合によっては逮捕されることがあります。

依頼先が悪徳業者であるため、業者に依頼した痕跡などは残されていないものです。また悪徳業者は、身の危険を感じるとすぐに姿をくらまします。最終的に電化製品の処分を依頼した側が、罪を被ることは珍しい話ではありません。

このような事態に巻き込まれないためにも、『一般廃棄物の許可』、『産業廃棄物の許可』2つの許可証を持っているか、必ず確認しましょう。

徹底比較!大手引越業者6社の不用品買取サービス内容

それは最後に、大手引越業者6社の不要品買取サービスの内容についてご紹介していきます。

不要品買取サービスは、万が一買取ができなかった場合でも、そのまま引き取ってもらえることがほとんどです。早速、みていくことにしましょう。

業者名 サービス名
or
対応可能なサービスの種類
概要
ヤマトホームコンビニエンス 不要品買取サービス 冷蔵庫や洗濯機などの家電類は、製造より6年以内。家具は購入より6年以内となっています。買取不可なケースもあるため、事前確認が必須です。
アート引越センター リサイクル家電処分
一部不要品買取処分にも対応
以前は、有料の不要品引取サービスを提供していましたが、現在は大々的には行っていません。ただし、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、TVは引取可能です。その他の不要品の買取や処分も行っているようですが、詳細は見積もり時に確認してください。
アーク引越センター リサイクル家電処分
不要品処分
アーク引越しセンターでは、家電リサイクル券を取り扱っています。また、有料対応となりますが、家電の廃棄や不要品処分にも対応しているようです。
アリさんマークの引越社 リサイクル家電処分 アーク引越しセンターと同様で、家電リサイクル券を取り扱っています。家電4品目以外の不要品回収には消極的な様子があるため、処分を依頼したい場合は、見積もり依頼時に確認してください。
日本通運 不要品(粗大ゴミ)の引取 委任状を取った上で、不要品の引き取りを依頼することができます。リサイクル家電については、引取可能な業者を手配してもらえるようです。ただし、品物の状態やエリアによっては対応が困難なケースがあります。事前に確認しておきましょう。
サカイ引越センター 不要品買取サービス
不要品処分にも対応
買取専門のサービスを提要しています。また、不要品処分も依頼可能ですが、一部処分ができない品物があったり、エリアによっては対応が困難なケースがあります。事前に確認しておきましょう。

今回ご紹介した6社以外にも、ハート引越センターやダック引越センターなどで不要品の引き取り、回収を行っています。また、アーク引越センターやアリさんマークの引越社のように、家電リサイクル券を取り扱っているケースは多々あるものです。

それぞれの引越し業者ごとで対応が分かれますので、必ず見積もり依頼時に確認することをお勧めします。


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