引越し料金・費用の相場がわかる 得して安心できる業者の選び方

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年始(1月)は引っ越し相場が安くなる時期って本当?

1月の引っ越し相場は、格安になるという噂があります。実際のところはどうなのでしょうか。詳し解説していくことにしましょう。

1月の引っ越し料金は格安?

結論から言いますと、1月の引っ越し料金は噂の通り格安です。1月は完全な閑散期となることから、どの引っ越し業者も大変暇な時期となります。そのため、引っ越し費用をできるだけ抑えたいのであれば、1月の引っ越しがベストでしょう。ただし、部屋探しをする上では、1月はあまり良い物件がないかもしれません。

というのも、ちょうど繁忙期シーズン前ということもあって、人の動きがほとんどないため、人気がある物件はまだ空きがないからです。もう少しだけ引っ越しを我慢して、一斉に引っ越しが始まる3月や4月に引っ越しをするのであれば、たくさんの人気物件の中から探すことができるでしょう。そうはいっても、その頃には引っ越し料金は高くなります。

悩みどころではありますが、引っ越しをしたい部屋が見つからない限りは、引っ越し費用の安さだけで判断して、1月に引っ越しをしない方が良いかもしれません。

1月の引っ越し料金の相場とは

1月の引っ越し料金の相場は、一体どのくらいの価格帯なのでしょうか。単身、2人家族、3人家族、4人家族ごとに分けた、引っ越し料金の平均相場をグラフにしてみました。引っ越し先の距離や荷物の量、利用するオプションサービスなどによって料金は前後します。あくまでも、目安として把握しておきましょう。

また、今回は比較しやすいように、繁忙期の平均価格も表示してみました。単身の引っ越しであれば、それほど大きな差はありませんが、家族の人数が増えていくと、1月の料金と繁忙期の料金とでは、引っ越し料金に差が開き始めることが分かります。

1月と繁忙期以外の月の相場ですが、1月の引っ越し平均相場と繁忙期の平均相場の間辺りと考えていて問題ありません。厳密に言うと、各月によって引っ越し相場に変動はありますが、1月は1年の中で1位・2位を争うほど引っ越し件数が少ない月です。1月は底値に近い引っ越し料金で、業者に依頼することができると覚えておけば問題ないでしょう。

注意!1月の引っ越しの割高日と注意点

1月の引っ越しは安いとはいえ、依頼する業者によっては高くなることがあります。1月の割高日と注意点について、詳しく解説していくことにしましょう。まず割高日ですが、土日や祝日の前日は、引っ越し料金が高くなると考えていて良いでしょう。これは他の月でも同じことがいえますが、閑散期とはいえやはり週末は料金が高くなります。

それから、年始早々に引っ越しを依頼する場合、業者によっては格安となるケースもありますが、逆に割増となることもあるようです。見積もりを取る際は、日にちや曜日、時間帯によってどのくらい料金が変動するのか、必ず確認するようにしましょう。

次に、注意点です。1月は冬の季節にあたります。非常に寒い中、引っ越し作業を行いますので、風邪をひいてしまいがちです。防寒着を着用するのはもちろんのこと、ホッカイロなどをいくつか手元に置いておくようにしましょう。特に足元や手先はかなり冷たくなることから、厚手の靴下を履いたり、手袋や軍手を用意することをお勧めします。

その他の注意点ですが、1月は繁忙期に向けた作業員のトレーニング時期にあたるため、引っ越しの内容や規模によっては、ベテランの作業員が派遣されないことがあります。これは一体どういうことなのでしょうか。1月から2月にかけては、ベテラン作業員が指導係として見習いのチームリーダーと一緒に行動しています。

家族の引っ越しの場合は、ベテラン作業員が指導係として1名から2名現場に配属されるため特に心配はありませんが、問題は単身の引っ越しです。単身の引っ越しは荷物の数が少なく、1名から2名程度の作業員で作業にあたることが一般的です。そうなると、指導係のベテラン作業員は、単身の引っ越し現場に派遣されないことがあるのです。

現場を仕切る上で必要となる経験を積むためには、やはり小規模の単身の引っ越しよりも、家族の引っ越しの方が様々なことが学べます。そういった都合上、ベテラン作業員と見習いのチームリーダーは、主に家族の引っ越し現場に配属されてしまうことがほとんどなのです。

単身の引っ越しは難易度が低く、ある程度現場の経験を積んでいる作業員であれば、難なくこなすことができる内容です。そのため、ベテラン作業員が派遣されなくても、サービスの品質が著しく低下する心配はありませんが、どうしても心配な場合はベテラン作業員を派遣してもらうよう業者に伝えましょう。

1月は引っ越しの依頼件数が少ないため、ある程度の要望や追加のオプションサービスであれば、無料で快く引き受けてもらえることがあります。見積もりの際に伝えておくと、話がスムーズです。また1月は、引っ越し時間に余裕を持つことが大切な月でもあります。なぜなら、年末年始の帰省ラッシュと重なったり、冬道の交通事情によって、荷物が時間内に新居へ届かなかったりと、アクシデントが起こりやすいからです。

そのため、スケジュールをタイトにすることは避け、丸1日引っ越しで潰れてしまっても問題がないよう時間を空けておきましょう。

1月の引っ越し料金を安くするには

1月の引っ越し料金を安くするためには、大きく分けると3つのポイントがあります。以下で詳しく解説していくことにしましょう。

ポイント1:1月の前半から中旬の平日に依頼する

1月の第1週辺りは、引っ越しの依頼件数が極端に少ない週となります。土、日の午前中、祝日の前日は混雑する都合上、引っ越し料金は割高となりますが、平日であればかなり格安で依頼することができます。

ポイント2:時間帯をフリーか午後便にする

引っ越し開始の時間帯を指定しないか、もしくは午後からにすることもポイントとなります。料金が安い平日であっても、午前中はどの引っ越し業者も割高です。尚、北海道や東北地方の場合、天候や交通事情によっては、作業員の到着時間が遅れてしまったり、荷物が到着するまでに時間がかかる恐れがあります。

そのため、引っ越し費用を安くしたいからといって、「何時でも大丈夫」と伝えてしまうと、後回しにされて引越しが終わる時間が遅くなる可能性があるのです。できれば、何時から何時までといった具合に時間希望は伝えておくようにしましょう。

ポイント3:1月下旬の引っ越しは避ける

1月下旬になると、ポツポツと引っ越しの依頼件数が増えていきます。そのため、希望する日に予約を取ることが難しかったり、予約することができたとしても、あまり割引にならないことがあるでしょう。比較的規模が小さな引っ越し業者であれば、1月下旬でも空きがある可能性は考えられますので、大手の引っ越し業者と併せて見積もりを取り、料金を比較したいものです。

1月の引っ越しは縁起が悪い?

若年層の方であれば、1月の引っ越しは縁起が悪いという事実さえ知らないことがほとんどです。仏教には祭事があり、その祭事のことを「正五九祭」と呼んでいます。1月、5月、9月が該当する月なのですが、このような大切なお祭りがある月に引っ越しをすると、縁起が悪いという言い伝えが一部の地域などで残っているようです。

ただし「正五九祭」は旧暦であるため、太陽暦にしてみると「2月、6月、10月」ということになります。つまり、現代に置き換えて考えると、1月に引っ越しをしても縁起が悪いわけではないということになるのです。もしも迷信が気になって、1月の引っ越しを躊躇していたようであれば、気にせずに引っ越しをしても問題ないといえます。


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