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引っ越しの荷造りで本(雑誌・漫画)や新聞を上手に梱包する方法

本(雑誌・漫画)や新聞の荷造り5つの基本ルール

引っ越しで本(雑誌・漫画)や新聞の荷造りをする際、ダンボールへ闇雲に詰め込めば良いわけではありません。最低限知っておきたい、基本ルールがあるのです。

この項では、特に重要な5つの基本ルールをご紹介していきます。

基本ルールその1:大切な本はダンボールへ詰める

本の梱包方法は、大きく分けると2つあります。1つは、ダンボールへ詰め込む方法。もう1つは、紐で縛る方法です。大切な本は、傷をつけたり汚したくはありません。

つまり、本を綺麗な状態で新居まで運ぶためにも、ダンボールを使用した方が良いのです。また、重たい本を紐で束ねると、運搬や搬入搬出時に紐が解れてしまったり、紐が本に食い込む可能性があります。

以上のことから、大切な本、重たい本に関しては、必ずダンボールを使用したいものです。

基本ルールその2:隙間なく適量を詰める

ダンボールへ詰めた際、隙間が出来てしまうと中で本が動いてしまいます。その結果、本を痛めることがあるのです。本を痛めないためにも、サイズをできるだけ揃えるようにし、隙間なく本を詰めていくことをお勧めします。

それから、本はまとまった量になると、案外重たくなりがちです。そのため、せいぜい3分の2程度の高さになったら、それ以上詰め込むのは止めた方が無難です。

ぎっしりと詰め込むと、重たくなり過ぎることから、新居で持ち運びながら片付ける際に重労働となります。

更にいうと、本が上限ぎっしりまで詰め込まれたダンボールは、搬入搬出の際に体力が必要となるため、引っ越し業者の作業員から好まれません。

基本ルールその3:小さなダンボールを使用する

本や雑誌を詰める際は、必ず小さなダンボールを使用します。なぜなら、大きなダンボールへ詰めてしまうと、重たくなりがちだからです。また、搬入搬出している際に、重さで底が抜ける可能性もあります。そのため、必ず小さなダンボールを使用してください。

そして、重たい本を一番下にし、徐々に軽い本を詰めていきます。重たい本ばかりをまとめて梱包してしまうと、極端に重たくなるものです。本の重さを考えつつ、重たくなりそうなときは、分散して別々のダンボールへ詰めることをお勧めします。

基本ルールその4:収納ケースの利用を検討する

所有している本の量が多い場合、あっという間にダンボールを使ってしまうことになります。そのため、漫画や単行本は、書籍専用の収納ケースへ入れて運搬することも考えたいものです。

ホームセンターへ行くと、30冊から40冊前後収納できるケースが、1,000円前後で販売されています。最近は、収納ケースのまま荷物を運んでくれる引越し業者が増えているため、利用を検討したいものです。

梱包の手間が省けますし、新居での片付けも楽になります。また、新居ですぐに読まない本は、ケースの中に入れたまま保管しておくことも可能です。

基本ルールその5:予めダンボールの数を決めておく

引っ越しの荷造りで、雑誌や本を詰めていくうちに、かなりのダンボールの量となることがあります。ダンボールが不足した場合は、引っ越し業者へ伝えることで持ってきて貰えますが、追加料金が発生する可能性があるものです。

それだけではなく、極端に荷物が増えたときは、トラックやコンテナに積みきれない可能性も出てきます。早い段階で、雑誌や本のために、どれだけの数量のダンボールを使用するか決めておきたいものです。

梱包に必要な資材とは?

引越しで雑誌を梱包したり本を梱包する際、必要となる資材は早めに用意しておきたいものです。以下で、7つの資材を詳しくみていくことにします。

資材その1:ダンボール

依頼する引越し業者によって、ダンボールの提供有無は異なります。引越し業者側で用意して貰えることが大半ですが、必ずしも無料とは限りません。

もしも自分で用意する必要がある場合は、スーパーで貰ってくるか、もしくはネット通販やホームセンターで購入しておきます。

10枚単位から販売されているケースがほとんどですが、1枚あたり100円前後から購入可能です。

資材その2:ガムテープ

引越し業者によっては、ダンボールと一緒に無料もしくは有料提供されることがあります。もしも提供されない場合は、自らホームセンターなどで購入しておきたいものです。

布テープの方が切れやすく、作業が捗る傾向にありますが、一般的なガムテープでも、最近は切れやすい素材のものが出回っています。そのため、好みで選んでしまって問題ありません。

資材その3:はさみ・カッター

雑誌や新聞紙などをまとめる際、紐を使用します。その時に、はさみやカッターがあると便利です。

資材その4:ビニール紐

本、雑誌、新聞紙を束ねたいときに使用します。上手く束ねることができない場合は、紐結束用のグッズを使用すると、多少は束ねやすくなるはずです。

紐結束用のグッズの使い方に慣れていないと、紐が切れてしまうことがあるようですので、必ずしも使わなければならないグッズではありません。

資材その5:梱包フィルム

引越しの時に雑誌の結び方が分からず、苦戦してしまうケースは少なくありません。そのようなときは、梱包フィルムを使用することをお勧めします。

梱包フィルムとは、幅10㎝・長さ100㎝程度の筒型になった透明のフィルムで、直接雑誌や新聞紙にくるくると巻くだけで、誰でも簡単に束ねることができる優れモノです。100均でも販売されています。

資材その6:黒マジック

ダンボールに荷物の内容を記載する際に、黒マジックを使用します。キャップ型のマジックだと、うっかり手にインクがついてしまうことがあるものです。また、書き込むたびに、キャップを外したり付けたりするのは手間でもあります。

ノック式のマジックであれば、インクが手に付く心配も無く、キャップを外す手間も省けるためお勧めです。

資材その7:マスク・軍手

本や雑誌は、埃を被った状態で保管されていることがあります。そのため、マスクを着用した方が作業が捗るものです。マスクをせずに作業をすると、目や鼻がムズムズして、何度も作業を中断することになりかねません。

軍手に関しては、怪我予防、手の乾燥予防のために着用します。たくさんの紙類に触れていると、ちょっとしたきっかけで簡単に手を切ることがあるからです。また、本や雑誌に長時間触れることで、手の脂が奪われて掌が乾燥しがちとなります。

それゆえ、荷造り作業の最中は、軍手を着用した方が良いのです。滑り止め付き軍手であれば、本や雑誌を手にとっても滑ることはありません。

本(雑誌・漫画)はどうやって梱包するの?

本(雑誌・漫画)は、どのようにして梱包すれば良いのでしょうか。引越しでは、ダンボールを使って雑誌・漫画を梱包するのが当たり前と考えている人が多いようです。しかし、必ずしもダンボールを使用する必要はありません。

今回は、ダンボールを使う方法、ロープで縛る方法について解説していきます。やり方を覚えてしまえば、とてもスムーズに荷造りができるようになるものです。是非参考にしてください。

ダンボールを使う方法

①一番小さいダンボールを用意します。底抜け防止のため、ガムテープで十字になるように留めておきたいものです。

②ダンボールの底に、新聞紙やクレープ紙(食器を梱包する際に利用する薄い紙)を敷きます。

③漫画や単行本は、背表紙を上に向けて本を立てるようにして詰めていきます。本のサイズを揃えると、隙間ができにくくなるため、必ずサイズを揃えたいものです。

また、同ジャンルの本、シリーズものは同じダンボールの中へ納めておくと、片付けの際に本を探す手間が省けます。

④漫画や文庫本などのサイズが小さな本は、2段に詰めることも可能です。1段目詰め終わった時点で、新聞紙やクレープ紙を敷き、その上に2段目となる本を詰めていきます。

重たくならないように、配慮する必要はありますが、それなりの冊数を詰めることができるはずです。

⑤本棚の棚段ごとにダンボールへ詰めていく場合、棚段の変わり目が分かるように、新聞紙やクレープ紙を本と本の間に挟んでおくことをお勧めします。

⑥3分の2程度の高さになったら、ダンボールの蓋を閉めてガムテープで留めます。そして、ダンボールの中身を正面と側面に記載しておきます。

一旦、ダンボールへ詰め込んだあとは、よほどのことが無い限り中の本が汚れる心配はありません。しかし、引越し当日雨が降る可能性があるならば、ダンボールの蓋を閉める前に、新聞紙やクレープ紙で本を覆っておくのも一考です。

ロープ(紐)で縛る方法

①ロープ(紐)で2つの輪を重ねて作ります。このとき、紐の先端を握っておくのがポイントです。

②同じサイズごとにまとめておいた本(雑誌・漫画)に、2つの輪を通します。

③左右同時にロープを引っ張ります。ある程度締め付けることができたら、中間地点でロープを十字にしてください。

④自分から見て向こう側にあるロープを、先程締め付けた真ん中のロープに対して上から下にくぐらせ、左斜め上方向に引っ張ります。

⑤手前にあるロープも同様に、上から下へくぐらせてから右斜め下方向へ引っ張ります。

⑥あとは、ロープを縦方向にくるくると巻き、程良い長さに切ってから普通に結んで完了です。

ロープで荷物を縛る方法に関しては、ネットなどで動画配信されています。もしも分かりづらい場合は、動画を参考にしながら、やりやすい方法で梱包してください。また、あまりきつく縛ってしまうと、本を痛める原因となります。

程良く縛るようにするか、力加減が難しいときは、梱包フィルムを活用しても良いかもしれません。また、本を痛めたくないときは、新聞紙や梱包用の資材で本を包んでからロープで縛ることをお勧めします。

引っ越しの機会にすべて処分することも大切

引越しで、雑誌処分や本の処分を考える人は少なくないようです。以下の図をご覧ください。これは、引越しで処分したいものトップ5をグラフ化したものです。本や雑誌は、実に多くの人が処分を考えていることが分かります。

引越しで処分したいものTOP5

本や雑誌は、ついついそのまま保管してしまいがちです。近年、断捨離という言葉をよく耳にするようになりました。本当に必要なものなのかどうかを見極めつつ、不要なものを思い切って処分してしまう1つの方法として注目されています。

とはいえ、何かのきっかけがなければ、なかなか処分する気持ちになれないものです。そういった意味で、引っ越しの荷造りは、思い切って不要な荷物を処分するチャンスでもあります。本や雑誌を処分する方法は、大きく分けると3つあります。

古本屋やオークションなどで売ること。地方自治体が指定するゴミの日に出すこと。不用品回収業者に処分を依頼することの3つです。可能であれば、寄付すことも一考かもしれません。

もしくは、引越し業者へ依頼することも出来ますが、別途料金が掛る可能性があります。

引っ越し当時まで日数があり、売ることが出来そうな本や雑誌がある場合は、まず売れるかどうか試してみるのが良いかもしれません。結果的に、売れなかった本や雑誌のみ、最終的に処分すればよいのです。

本や雑誌は資源ごみとなるため、費用が発生する心配はないものの、出すことが出来る日が限られています。引っ越し当日までに間に合うように、段取りをしておいた方が安心です。


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