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【なるべく早く引っ越したい】引越しの準備期間はどれくらい必要?

様々な事情からできるだけ早く引っ越しをしたい場合、やるべきことが多くて途方に暮れてしまうことがあります。そもそも、引っ越しの際は、最低どのくらいの準備期間が必要となるのでしょうか。

平均的な引っ越しの準備期間、引っ越し前後のスケジュール、荷造りに掛る平均日数についてご紹介していきます。参考にすることで、いつどのタイミングで何をすべきかが、はっきりと分かるようになるはずです。

引っ越しの平均的な準備期間とは?

引っ越しの準備期間は、どのくらい必要となるのでしょうか。

まずは、以下の図をご覧ください。これは、引っ越しの平均準備期間を表した図です。

引越し平均準備期間

あくまでも、一般的な統計結果となりますが、2週間から4週間未満で引っ越しの準備を完了していることが分かります。

そして、1ヶ月から2ヵ月未満、2週間から4週間未満と続いていることから、目安として1ヶ月前後の準備期間は必要だと言えそうです。

ただし、なるべく早く引っ越しをしたいのであれば、1ヶ月前後では少々遅すぎるかもしれません。荷造りのすべてを引っ越し業者へ依頼した場合でも、引っ越しではあらゆる手続きや準備をしなければならず、時間が必要だからです。

2日から6日の準備期間だった人が15%。1週間から2週間未満の準備期間だった人が17%いることから、最低1週間前後の期間は設けておいた方が無難かもしれません。

また、荷物の量や家族の人数によっても、引っ越しの準備期間は異なるものです。たとえば、単身でも荷物量が多い場合、1週間程度の準備期間では引っ越しが間に合わないことが考えられます。

一方、家族の人数が増えるに従って、荷造りだけに限らず、不用品の処分や子供の転校手続き等、やるべきことが山積みとなるものです。

引っ越し当日になっても引っ越し準備が終わらず、引っ越し業者の作業員に荷造りを手伝ってもらう人は少なくありません。

早く引っ越しをする必要に迫られているときほど、引っ越しが決まった時点から、すぐに準備を開始したいものです。

引っ越し前から引っ越し後までのスケジュールとは?

引っ越しの期間は、やるべきことがたくさんあります。急いで引っ越しの準備をしている時ほど、何から手を付けて良いのか、混乱してしまいがちです。

そこで今回は、引っ越し前後のスケジュールについて、時系列でご紹介していくことにします。準備不足であとから慌てないためにも、是非参考にしてください。

引越し準備と手順やることリスト

引っ越しの1ヶ月前までにやること

現在の住まいの賃貸契約解除
通常、賃貸契約は、退去の1ヶ月前に済ませることがほとんどです。間近になって解約することも不可能ではありませんが、翌月の家賃1ヶ月分が発生するため、早めに連絡することをお勧めします。
解約書面を提出するケースもありますが、多くは電話連絡のみで済ませることが可能です。解約方法に関しては、事前に契約書面を見直しておきましょう。
新居の決定
新居探しは、なかなか骨の折れる作業です。すぐに見つかることもありますし、見つかったとしても審査などで時間が掛ることもあります。
また、新居にまだ前居住者が住んでいる場合、退去から引き渡しまでの期間が最低でも1週間程度掛るものです。スムーズに引っ越しを完了させるためにも、新居は早めに決めることをお勧めします。
新居での大型家具、家電配置決定
新居が決まったら、大型の家具や家電の配置場所を決めておきます。その情報を引っ越し業者へ渡しておくと、当日の引っ越し作業が楽になるからです。
というのも、引っ越し当日は何かと忙しいですし、前もって荷物の搬入先を指示しておけば、毎回指示を出す手間が省けて引っ越し作業が捗ります。
不用品処分と荷造りの開始
不用品処分は、早めのタイミングで行っておきましょう。粗大ゴミの種類によって、処分のタイミングが異なるからです。特に地方自治体の大型ゴミ回収サービスは、こちらで処分日を指定できません。
また、新居で改めて不用品を処分することは面倒臭いものです。不用品の処分を進めつつ、すぐに使わないものから荷造りをしていきましょう。
転校手続き
小中学生のお子さんがいる家庭では、必ず転校手続きが必要です。早目に担任の先生へ連絡をして、必要な書類を貰っておきます。
最終的に、各市区町村役場や教育委員会にて手続きを行いますが、詳細は市区町村役場のホームページを確認しましょう。
引っ越し業者選び
1社ずつ見積もりを依頼するのではなく、3社から4社に一括で見積もりを依頼しておきます。荷造りを始めたばかりでも、大体の荷物量と引っ越し先の住所さえ分かれば見積もりは可能です。
引っ越し先が確定していなくても、大体の居住地区が決まっていれば、見積もりが可能なこともあります。繁忙期は、なかなか希望する日時に予約できませんので、早めに見積もりを依頼しておきたいものです。

引っ越しの2週間前までにやること

市区町村役場で行う転居手続き関連
転居2週間前になると、一連の転居手続きが可能になります。主な手続き内容は、転居届、国民健康保険料、国民年金、福祉関連手続きです。印鑑登録の廃止は、15日前から受付けています。
事前に電話や各市区町村のホームページを見て、必要な持ち物を確認しておきたいものです。一般的には、印鑑、身分証明書、年金手帳が必要です、
クレジットカード、銀行、証券、生命保険などの住所変更
住所変更が必要となるものは、早めに変更手続きを終わらせおきましょう。クレジットカード、銀行、証券、生命保険、携帯電話、NHKなどがあります。
固定電話利用停止、移転手続き
転居先で固定電話を使用する場合、早めに移転手続きを済ませておくことをお勧めします。入居後、しばらく電話が使えないという事態を防ぐためにも、忘れずに手続きをしておきましょう。
本格的な荷造り開始
引っ越し当日まで、残り2週間を切った頃には、不用品や粗大ゴミは廃棄しておきたいものです。もしも、各地方自治体の大型ゴミサービスを利用したいのであれば、申込みが遅くなると退去日までに回収できないことがあります。
更に普段使用しない荷物の梱包は完了し、頻繁に使用する荷物以外は片付けていきましょう。極端な話ではありますが、頻繁に使用する身の回り外のものは荷造りするくらいの認識で問題ありません。
郵便局転居手続き
郵便局の転居手続きは、引っ越し後に行うことも可能ではあります。しかし、完全に転送になるまでには、若干のタイムラグがあるものです。早めに手続きをしておかないと、大切な郵送物が旧居へ届いてしまうこともあります。
引っ越し後に、余計な手間を増やさないためにも、早めに郵便局へ転居届を提出しておきたいものです。
新聞など定期サービス利用停止、もしくは住所変更
新聞の解約、定期的に利用しているサービスの住所変更もしくは解約も済ませておきます。新居でも同じ新聞を購読したい場合は、販売店を紹介してもらうことをお勧めします。
また、定期的に利用しているサービスに関しても、新居で引き続き利用するのであれば、住所変更を含めた必要な手続きを済ませておきたいものです。
不動産保証会社の解約手続き
もしも、不動産保証会社を利用している場合は、解約の手続きをしておきます。解約をしないと、自動更新となって保証料が発生する可能性があるからです。早目に解約手続きを済ませておきましょう。
火災保険の解約手続き
旧居の火災保険の解約手続きも終えておきます。ほとんどの場合、電話連絡のみで解約できますので、引っ越しまで余裕があるうちに連絡をしておきたいものです。

引っ越しの1週間前までにやること

水道、ガス、電気の利用停止、利用開始連絡
水道、ガス、電気の利用停止手続きを行っておきます。最近は、ホームページから簡単に解約手続き、利用開始手続きが行えますので、一度ホームページを確認しておきましょう。
ガス会社に関しては、ホームページで手続きが行えない可能性があるため、まずは直接電話連絡することをお勧めします。
引っ越し挨拶用の粗品準備
最近は、引っ越し先での挨拶周りをしない人が増えているようです。しかし、もしも引っ越しの挨拶周りを考えているのであれば、粗品を用意しておきましょう。引っ越し後は何かと忙しいため、早めに用意しておくことをお勧めします。
尚、若い女性は、一人で引っ越しの挨拶周りをすると、何らかのトラブルや犯罪に巻き込まれる心配があります。挨拶が必要かどうか迷った際は、不動産会社などへ相談し、必要であれば粗品を用意しておきましょう。
新居での清掃作業
大型の家具、家電を設置する場所は、荷物を運んでから掃除をすることができません。そのため、新居へすべての荷物を運ぶ前に、掃除をしておくことをお勧めします。

引っ越し前日にやること

荷造り完了
引っ越し当日になっても、荷物の片付けが終わらない人が目立ちます。できるだけ、引っ越し前日までには荷造りを完了していきたいものです。その際、引っ越し当日まで使用するものは、分かりやすくまとめておきましょう。
また、引っ越し当日まで使用する荷物は、引っ越し後も新居ですぐに使用することになります。引っ越し当日は、最後にトラックやコンテナへ積み込むか、自分の手で新居まで運ぶようにしたいものです。
冷蔵庫、洗濯機の搬出準備
冷蔵庫の中は空にし、電源を切って水抜きをしておきます。洗濯機は、できれば蛇口からホースを外し、水を抜いておきましょう。そうすることで、引っ越し当日、引越作業員の梱包作業が楽になります。
灯油の処理
暖房器具を所有している場合、中に灯油が入っていないか確認しておきます。また、ポリタンクに未使用の灯油が入っている場合は、中を空にしておきましょう。
隣近所の人に譲るか、ガソリンスタンドで処分してもらうことをお勧めします。灯油は危険物にあたるため、トラックやコンテナに積んで運ぶことができません。
旧居の大まかな箇所の清掃完了
すでに使用していない部屋や、お風呂、トイレ、洗面所、キッチン、窓近辺などは、清掃を完了しておきたいものです。
特に、窓ガラスや窓の棧、換気扇、キッチン周りは、掃除に時間がかかる場所ですので、引っ越し前日までに綺麗にしておきましょう。

引っ越し当日にやること

荷物の搬入搬出
引っ越し当日は、主に荷物の搬入搬出を行います。ダンボールに入った荷物を、玄関先にまとめておくと、搬出作業がよりスムーズになるものです。その際、重量のあるダンボールを一番下に置き、徐々に軽いものを上へ積んでいきましょう。
壊れ物や大切な荷物、新居ですぐに使用する荷物に関しては、別途分かりやすい場所にまとめておくと、破損や紛失などのトラブル防止につながります。
旧居の清掃
引っ越し先が近隣の場合は、新居へ荷物を運んだ後からでも、旧居の部屋の清掃を行うことができます。しかし、引っ越し先が遠く離れているときは、引っ越し当日に清掃を済ませておく必要があるものです。
部屋の中が汚いと、退去時に掛る清掃費用が高くなります。どうしても落ちない汚れや、生活することで発生した経年劣化による汚れは仕方ありませんが、できるだけ部屋の中を綺麗に掃除しておきましょう。

引っ越し後14日以内にやること

市区町村役場関連手続き
転居2週間後までに、転入届、国民健康保険料、国民年金、福祉関連の手続きを行う必要があります。印鑑登録に関しても、同時に手続きをしておきましょう。
手続きの際に必要となる書類や持ち物は、事前に電話で確認しておくか、各市区町村のホームページから確認することが可能です。
免許証住所変更
免許証の住所変更の際、住民票が必要となります。運転免許センターで手続きを行うこともできますが、各警察署でも手続きが可能です。普段運転をする機会が多い人は、早めに手続きを済ませておきましょう。
自動車ナンバープレート変更
自動車ナンバーは、住所ごとで管轄の陸運局が異なります。旧居と新居の住所が異なり、尚且つ陸運局が変わる場合は、引っ越し後15日以内までに自動車のナンバープレートを変更しなければなりません。
住民票や車庫証明、車検証、自動車税申告書など、必要書類が複数あるため、詳細については陸運局へ確認をしておきましょう。
変更時に手数料がかかりますが、地域によって金額が異なるものです。変更登録料が350円、申請用紙の代金が100円、ナンバープレート代が1,500円程度と考えておけば間違いありません。
引っ越し挨拶
引っ越しの挨拶は、引っ越し当日か引っ越し後2日以内に済ませておきましょう。粗品は日用品やお菓子など、大体1,000円前後のものが一般的です。
友人や知人へ転居のお知らせ
結婚に伴う引っ越しの場合は、はがきなどで友人や知人に転居をお知らせしておきましょう。はがきとまではいかなくとも、メールや電話で引っ越ししたことを連絡するのも一考です。

荷造りにはどのくらいの日数が必要?

荷造りには、一体どのくらいの日数が必要なのでしょうか。引っ越しの準備期間のほとんどは、荷造りに費やされるものです。

引っ越し当日まで日数があると、どうしても後回しにしがちですが、不用品の処分と並行して、早めに荷造りを進めておきましょう。

引っ越し当日になっても、全く荷造りが終わっていないと、引っ越し作業員に手伝ってもらうなどして、引っ越しに時間がかかる原因となります。

最悪の場合、追加料金が発生することもあるため注意が必要です。以下の図をご覧ください。これは、荷造りにかかる平均日数を表しています。

荷造り平均日数

単身の引っ越しや、荷物量が少ない引っ越しであれば、1週間くらい前からでも荷造りを終わらせることが可能ではあります。しかし、多くの人が、1ヶ月くらい前から荷造りを始めているようです。

引っ越しが決まった時点で、荷造りを始めても早すぎることはありません。なるべく早く引っ越しをしたいのであれば、尚のこと荷造りは1日も早く始めましょう。

生活スペースを確保しつつ、普段使用しない物から荷造りすることをお勧めします。


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