引越し料金・費用の相場がわかる 得して安心できる業者の選び方

表示中のページ: ホーム > 引越し業者一覧 > 引越し見積もりで優良業者を見極める5つのポイント!引越し料金を確実に安くする方法

引越し見積もりで優良業者を見極める5つのポイント!引越し料金を確実に安くする方法

優良な引越し業者かどうかは、見積もりの際に見極めることが可能です。今回は優良引越し業者かどうかを見極める、5つのポイントについて取り上げていきます。

また、引越しの見積もりで確認したいことや、料金を安くする方法にも触れますので、是非参考にしてください。

引越しの見積もりを取るベストタイミングとは?

引越しの専門業者へ見積もりを依頼するタイミングは、いつ頃が良いのでしょうか。一般的には、引越しが決まって本格的に荷造りを始めるタイミングで依頼する人が多いようです。

まずは、以下の図をご覧ください。これは、引っ越しの準備をいつから始めたかを表している図です。ご覧のとおり、1週間から2週間未満、もしくは2週間から1ヶ月未満に集中していることが分かります。

つまり、タイミングとしては、2週間前を目安として見積もり依頼をしておけば、当日に間に合わせることができるわけです。

そもそも、どうして1週間から2週間未満、もしくは2週間から1ヶ月未満あたりに引越し業者へ見積もりを依頼する人が多いのでしょうか。

それは、引越し先の住所が決まり、大体の荷物量が分かってから見積もりを依頼する人が多いからです。

つまるところ、引越し先の情報や荷物量など、引越しの際に必要となる情報が揃ったタイミングが『引越しの見積もりを取るベストタイミング』ということになります。

とはいえ、具体的にどのような情報を揃えれば、見積もりを依頼することができるのでしょうか。

以下にまとめましたので、参考にしてください。

①依頼者の氏名・現住所・電話番号
※新居で荷受けするのが家族ではない場合は、氏名・現住所・電話番号を伝える

②家財道具の搬出日、新居への搬入日

③荷物の内容とトータルの量

④引越し料金の支払い方法と支払いのタイミング

⑤引越し当日の作業内容やオプションサービスの有無

尚、補足の情報となりますが、引っ越し業者によっては、見積もりのタイミングが引っ越し前日から3日前あたりでも対応可能なケースがあります。問い合わせてみないことには分かりませんが、急を要する場合は電話で確認してください。

逆に、早い段階で見積もりを依頼したい場合、2ヶ月前から3ヵ月前あたりから見積もりを依頼することができそうです。あまりにも早過ぎると対応して貰えないケースがあるため、電話で確認することをお勧めします。

ちなみに、単身引越しと家族の引越しを比較すると、家族の引越しの方が早めに見積もりを依頼する傾向にあります。単身よりも荷物量が多いため、遅くとも2週間から3週間前に見積もりを済ませてしまう人が多いようです。

優良業者の見つけ方!見積もり時に見極める5つのコツ

引越しの見積もりを依頼する際、優良業者かどうかを見極めるためには、ちょっとしたコツがあります。今回は、特に重要となる5つのコツをご紹介しましょう。

コツその1:優良業者は契約の即決を迫らない

引越しの際、相見積もりを行うケースが大半です。1社のみ引越しの見積を依頼して、すぐに契約をするケースはごく稀だといえます。引越し業者はこのような事情を把握しているため、営業マンは必死で契約を取りにくるものです。

営業マンの気持ちは分からなくもありませんが、だからといって即決を迫ってくる引越し業者は避けるようにしましょう。事前に『相見積もりを取っている』ことを伝えても、しつこく即決を迫ってくるようであれば、絶対に契約をしてはいけません。

逆に即決を迫ることなく、よく検討してから契約を考えるように促してくれる引越し業者は、優良業者だと判断して間違いないといえます。

コツその2:荷物の保証・追加料金・キャンセル方法ついて説明がある

荷物の保証内容、追加料金、キャンセル方法は、引っ越し業者によって対応が異なります。基本的には、国土交通省が定めている『標準引越運送約』を基に各業者が取り決めていますが、本来は見積もり依頼時に詳しく説明しなければならないものです。

しかし、現状としては詳しく案内をしていないケースが多く、その証拠に消費者センターには毎年2,500件前後の苦情が寄せられています。

見積もりに関する内容だけが、苦情として寄せられているわけではないものの、事前に丁寧な説明があれば防止できたトラブルは少なくありません。また、荷物の保証、追加料金、キャンセルに関する内容は、引っ越し業者の売り上げに直結するものです。

そのため、詳しく説明したがらない業者が存在することは事実だといえます。だからこそ、丁寧に説明をしてくれる業者は、優良業者だと判断できるのです。

コツその3:引越し業者の基本情報が正しく公表されているか

優良業者では、必ずといって良いほど正確な企業情報を公表しています。たとえば、本社の所在地、正式な企業名、『一般貨物自動車運送事業』の許可番号、電話番号などの情報です。

中でも、『一般貨物自動車運送事業』の許可番号をはっきりと公表していない引越し業者は、国土交通省から認可されていない事業者となります。

特に中小規模の引越し業者を利用する際は、見積もりを依頼する前の段階でしっかりと確認しておきましょう。

コツその4:見積もり依頼前後の対応に問題はないか

ネット上などで口コミ情報を見ると分かりますが、見積もり依頼前後の対応に問題がある場合、最終的になんらかのトラブルに見舞われているケースが目立ちます。

たとえば、訪問見積もりを依頼したにもかかわらず、確認の電話が架かってこないような業者の場合、引っ越し中にトラブルが発生してもすぐに対応して貰えないことが大半です。

そのため、見積もり依頼時前後の対応が遅すぎたり、伝えた内容が業者内で共有されていなかったりなど、不信感を感じる出来事が続くようであれば、利用は避けるようにしましょう。

コツその5:対応が丁寧かチェックする

優良業者の場合、こちら側の要望を正確に汲み取った上で、お勧めのプランを紹介してくれたり、便利なサービスの利用を提案してくれたりするものです。

もしくは、不要なサービスを排除し、引越し料金を安く抑える方法を提案してくれることもあります。一方、悪徳な引越し業者の場合、上記のような丁寧な対応はほとんど行っていません。

また、対応が丁寧かどうかは、電話で話をしているときや、訪問見積もりで直接話をしているときになんとなく分かるものです。ちょっとでも違和感があるときは、契約を控えるようにしましょう。

引越し電話見積もり!メリット・デメリットとは

利用するプランや引っ越し業者によっては、電話のみで見積もりを行っていることがあります。この項では、電話見積もり利用時のメリット、デメリットについてご紹介していきましょう。

電話見積もりのメリット

数十分で見積もりが完了

電話での見積もりは、最大でも30分程度で済んでしまいます。ただし、ホームページ上に専用フォームが設けられている場合、前もって荷物の種類や量を伝えることができるため、10分前後で見積もりが完了することもあるようです。

多忙な人でもスピーディーな見積もりが可能

引っ越しの際は、他社の見積もりを比較するケースがほとんどです。そのため、多忙な方ほどできるだけ簡単に見積もりを済ませたいと考えています。

電話見積もりですと、自分の都合に合わせて電話で見積もりを依頼するだけですので、大きな負担は掛りません。

電話のみで見積もりが完結

訪問見積もりの場合、結局は電話でもやり取りすることが大半です。一方、電話見積もりでは、ほぼ1回の電話で見積もりが完了します。

電話見積もりのデメリット

荷物量や荷物のサイズを正確に伝えないと失敗する

電話見積もりは、あくまでもお客さんの申告ベースで見積書を作成するやり方です。そのため、荷物の量や荷物のサイズを正確に伝えないと、引っ越し当日になってトラブルが発生してしまいます。

たとえば、家財道具のサイズを正確に伝えておかないと、トラックに積むことができませんし、ダンボールの量が多過ぎると、急遽トラックがもう1台必要となるケースがあるのです。

当日追加料金が発生しやすい

ほとんどの場合、電話見積もり申告時に荷物量を少なめに申告する人が多いといわれています。引越し業者は、そのような傾向を把握しているため、多少荷物が増えても対応できるようにしているものです。

しかし、大幅に荷物量が増えたり、作業員の増員が必要となる場合は、追加料金が発生するケースがあります。もしくは、追加料金が発生しなかったとしても、宅急便で荷物を送ったり、自力で運搬する必要に迫られたりすることがあるものです。

荷物量が多い引越しには向いていない

電話見積もりは、荷物量が多い引越しには向いていません。なぜなら、家財道具の量やサイズを把握するまでに手間と時間がかかるからです。そのため電話見積もりは、単身引越しの中でも、荷物量が少なめな引っ越しに適しています。

引越し訪問見積もり!メリット・デメリットとは

次に、引越しで訪問見積もりを依頼した場合の、メリット・デメリットについて取り上げていきます。以下にまとめましたので、参考にしてください。

訪問見積もりのメリット

正確な見積もり

訪問見積もりの場合、営業マンが家財道具をすべて確認した上で見積もりを出しますので、見積金額が正確です。つまり、引越し当日になって、追加料金が発生するケースが少ないということになります。

相談しながら引越しプランを決めることができる

各引越し業者では、様々な引越しプランを提供しています。利用したいプランをある程度決めていたとしても、見積もり時に営業マンに相談することで、よりニーズにマッチした引越しが実現できるものです。

また、電話見積もりと比較すると、不要なサービスを省いてもらうなどして、臨機応変に対応して貰うこともできます。そのため、引越しプランを自由にカスタマイズしながら決めたい方は、訪問見積もりが適しているといえそうです。

価格交渉しやすい

引越しで訪問見積もりを利用した場合、料金を安くするコツや、開催中の割引キャンペーンについて詳しく説明して貰うことができます。

電話見積もりでは、一方的に説明を受けるだけとなりますが、訪問見積もりではより深いところまで説明してもらえるケースが多いのです。

また、複数の業者から相見積もりを取っておけば、料金を安くするコツについてもアドバイスが貰いやすいため、不要品や荷物をどの程度処分すれば良いかが一目瞭然となります。

訪問見積もりのデメリット

1社あたり30分前後の時間が必要

訪問見積もりは、1社あたり30分前後の時間が必要です。だいたい3社から4社ほどから見積もりを取ることをお勧めしますので、最低でも1時間半から2時間は必要となります。

普段仕事をしている方は、仕事が休みの日にまとめて訪問して貰うことになりますが、タイミングが合わないと、なかなか見積もりが終わらないということになりかねません。

押しが強い営業マンを断ることが大変

引越し業者ごとで、営業のスタイルは違うものです。押しが強い営業マンは、どの引越し業者にも存在するものですが、面と向かって断ることができない人は、訪問見積もりが苦痛かもしれません。

『相見積もりを取っている最中であること』、『決定権は別の家族にあること』、『次の引越し業者と約束していること』を初めに伝えておけば、断りベタでも断ることは可能です。

とはいえ、断るのが苦手な人にとって、訪問見積もりは辛いかもしれません。

荷物量を明確化するために多少の片付けが必要

見積もり依頼時は、まだ荷造りを始めていない人が大半です。特に、押し入れの中や物置の中は見せたくないという方が目立ちます。

しかし、すべての荷物の内容や量を伝えておかないと、引越し当日になってトラックへ積むことができないなど、トラブルに見舞われることがあるものです。

このような事情から、訪問見積もり当日までに間に合うよう、多少は片づけをしておく必要があります。

一方、電話見積もりにはこのような煩わしさがないため、忙しい方ほど訪問見積もりを手間に感じるかもしれません。

確認必須!見積もり時にチェックしたい5つのポイント

それでは最後に、引越しの見積もり時に抑えておきたいポイントを5つご紹介していきます。見積もり依頼時に、是非お役立てください。

ポイント1:追加料金が発生する条件を確認しておく

見積書には、作業員の人数、資材内容、作業時間、オプションの有無など、内訳が記載されている他、内訳ごとにどのくらいの費用が掛っているのかが細かく明記されています。

つまり、見積書に記載されている以外のことを依頼すると、追加料金が発生するのです。引越し業者によって、追加料金発生のタイミングは異なります。だからこそ、必ず見積もり時にチェックしておきましょう。

ポイント2:建物の構造・設備や周辺情報を共有しておく

見積もり時に伝える情報の中で、正確さが求められるのは『荷物の種類や量』だけではありません。旧居、新居の建物の構造・設備や周辺情報も伝えておきましょう。何をどのように伝えれば良いのか、以下にまとめてみました。参考にしてください。

建物の構造設備

旧居、新居の住所、部屋の階数、エレベーターの有無、共用部養生(マンションによって必須となっているケースがあるため)、トラックの停車位置を事前に伝えておく必要があります。

特にトラックの停車位置は、引越し業者にとって非常に重要なポイントとなります。万が一、建物の前に停車させることができなかった際は、『横持ち』となり料金が高くなるケースが多いからです。

横持ちとは、マンションやアパートの入口からトラックまでの距離が離れていることをさしており、作業員の人数を増やさなければならないケースがあります。

周辺情報

道路の幅、一方通行の道が近隣にないかを確認しましょう。それから、新居の建物が分かりづらい場合は、目印となる看板、建物などを事前に調べて伝えておくことも大切です。

ポイント3:荷物の梱包方法や扱いについて確認しておく

たとえば、以下のケースについて事前に確認することをお勧めします。

・植木鉢はそのまま運搬して貰えるのか。
・洗濯機の取外や取付は有料対応なのか。
・運搬不可な荷物とはどのような荷物なのか。
・壊れやすい荷物はどのように梱包して貰えるのか。
・エアコン等のオプションサービスのサービス内容や対応範囲。
・破損した場合に弁償して貰えるケース、弁償して貰えないケースの確認。
・衣装ケースは中身が入った状態でそのまま運搬して貰えるのか。

ポイント4:見積書の荷物記載に漏れがないか確認しておく

見積書の荷物記載漏れは、絶対にあってはならないミスではあります。しかし、現実問題として、そのようなトラブルが発生するケースは珍しいことではないようです。

そのため、荷物量が多い単身引越し、家族の引越しほど見積書に記載されている内容に目を通しておきましょう。もしも分かりづらい点があった場合は、納得がいくまで営業マンと相談してください。

ここで詰めを甘くしてしまうと、引越し当日になって『言った・言わない』のトラブルへ発展してしまいます。

ポイント5:標準引越運送約を確認する

優良な引越し業者では、国土交通省が定めている『標準引越運送約』を基にサービスを提供しています。この『標準引越運送約』は、本来見積もり依頼時に必ず顧客へ提示して、説明をしなければならない重要な規約です。

万が一、見積もり時に『標準引越運送約』が提示されなかった場合、提示を求めるようにしましょう。それでも提示して貰えないときは、悪徳業者と判断して間違いありません。

最近は、引越しの一括見積もりサイト利用者が急増しており、『サイトで紹介されていた業者だから安心してお願できる』という認識が広まりつつあります。しかし、サイトで紹介されていたからといって、必ずしも優良業者だとは限りません。

また、『標準引越運送約』を提示してもらった際は、追加料金やキャンセル、荷物の補償についてひと通り目を通しておきましょう。『標準引越運送約』の内容を確認しておけば、見積もり時に説明がなかった箇所もチェックできるはずです。


たった3分の見積もり比較をするだけで、
料金が「55,000円」→「22,800円」まで安くなりました。
全国230社以上の引越し業者をまとめて比較!


ページトップへ戻る