引越し料金・費用の相場がわかる 得して安心できる業者の選び方

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引越し料金を格安(半額)にする!見積もり料金の値引き交渉術

引越しで値引きをしてもらうためには、ちょっとコツが必要です。値引き交渉をしなくても、安くなることはありますが、『引越し料金の値引き術』は知っておいて損はありません。

そこで今回は、引越し料金を格安もしくは半額にするための、見積もり料金値引き交渉術についてご紹介していきます。

引越しの値引き交渉を成功させる5つのコツ

早速ですが、まずは以下の図をご覧ください。この図は、値引き交渉の成功率を表した図です。

ご覧の通り、半数以上の方が値引き交渉に成功しています。ただし、値引きしてもらえたとしても、格安になったかどうかは別の話です。では、引越しの値引き交渉を成功させるためには、どうしたら良いのでしょうか。

今回は、5つのコツをご紹介します。是非参考にしてください。

コツその1:3社から4社へ見積もりを依頼する

引越しの値引き交渉のコツは、そう難しいものではありません。まず最初に抑えておきたいのは、『3社から4社の引越し業者へ見積もりを依頼すること』です。

なぜ3社から4社なのでしょうか。それは、多くの引越し業者へ依頼しても、さほど金額に変化がないからです。また、最終的には営業マンの人柄やサービス内容で決定することになります。

あまりにも価格を下げ過ぎてしまうと、本来利用することができたサービスが除外される可能性もあるため、3社から4社程度がちょうど良いのです。

また、たくさんの引越し業者へ見積もりを依頼すると、頻繁に電話がかかってきたり、数日間に亘って訪問見積もりが繰り返されます。これでは、荷造り作業や引越しの準備が捗りません。

コツその2:訪問見積もりを依頼する

最近は、電話やWEB経由で見積もりを依頼することができるようになりました。単身の引越しで荷物量が明らかに少ない場合、もしくは大型の家電製品や家具が無い場合は、訪問見積もりを依頼しなくても問題がないケースもあります。

しかし、単身でもそれなりの荷物量があったり、2名以上の家族の引越しを行う場合は、必ず訪問見積もりを依頼しましょう。営業マンに訪問して貰い、実際の荷物量を見てもらった方が、適切なトラックサイズを教えてもらうことができます。

トラックのサイズが1ランクアップするだけで、引越し料金は数万円アップするものです。訪問見積もりを甘くみていると、業者の言い値で契約することになりかねません。

コツその3:安くなる日時を教えて貰う

単身赴任や急な転勤など、緊急で引越しをする必要がない場合は、引越し業者に日時をお任せした方が安く済みます。需要が多い週末や午前中の時間帯は、どうしても混雑するため、引越し料金が高くなりがちです。

たとえば、賃貸で部屋を借りている場合、いつまでに旧居を出なければならないのか伝えた上で、一番安く引越しができる日時を教えて貰いましょう。

コツその4:本命の業者は最後に見積もり依頼をする

本命の引越し業者は、最後に見積もりを依頼しましょう。なぜなら、他の業者の引越し料金・サービス内容と比較しやすいからです。ほとんどの引越し業者では、3段階程度に分けて値引き交渉を行っています。

つまり、最初に提示する引越し料金で、契約が取れるとは思っていないのです。また、本命の引越し業者の見積もりを最後に回すことで、少なくとも他の2社~3社よりも安くしてもらえる可能性が高くなります。

ただし、大手引越業者の場合、あまりにも安い金額を提示すると、あっさりと値引きを断られる可能性があるため、極端な安値は提示しない方が良いかもしれません。

コツその5:即決しない

引越し業者によっては、訪問見積もりの時点で即決を迫ることがあります。このタイミングで契約したら、提示した料金で契約できますといった謳い文句で契約を迫るのです。

その場で即決せずに後日契約に至った場合、即決価格より高くなる可能性はありますが、別の業者にも見積りを依頼していることを必ず伝えましょう。なぜなら、最低でも2回から3回値引き交渉をしないと、最安値にならないケースが多いからです。

3月や4月の繁忙期は引越し需要が高まるため、交渉を繰り返しても割引に応じてもらえないことが大半ですが、閑散期であれば引っ越しの値引きは当たり前のこととして対応して貰えます。

だからこそ、引越しで値引きを依頼し、半額程度の料金まで下げてもらうためには、即決は避けた方が無難なのです。

スムーズに値引き交渉を行う5ステップ

引越しの値引き交渉のコツが分かったところで、今度はスムーズに値引き交渉を行うためのステップについてご紹介していきます。

ステップその1:複数社へ見積もり依頼していることを営業マンに伝える

引越し業者へ見積もり依頼をする際、3社から4社が目安となることは前項で解説しました。そのことを踏まえた上で、見積もり時に訪問してきた営業マンには、必ず『複数社へ見積もりを依頼している』ことを伝えましょう。

これは、即決を迫られることを予め防止することにつながります。また、数日に分けて見積もりを依頼するよりも、1日や2日の間で時間を取って、1時間おきなどに訪問して貰うようにしましょう。

その方が、営業マンの長居を防ぐことができますし、引越しの準備をスムーズに進めることにも繋がります。もちろん、業者のスケジュールに合わせなければなりませんが、極力1日から2日の間で訪問見積もりを終わらせましょう。

ステップその2:本命以外の見積もり時に他社の見積り金額は伝えない

見積もり依頼時は、営業マンに他社の見積もり金額を伝えないことをお勧めします。なぜなら、正直に伝えてしまうと、他社よりやや安めの価格が提示され、即決を迫られる可能性があるからです。

どうしても金額を答えなければならないときは、提示された料金よりも安めの料金を伝えるか、契約の決定権は自分にはないことを伝えましょう。そうすることで、よほどの悪徳引越し業者でない限り、即決をしつこく迫ってくることはありません。

逆に、本命の引越し業者の見積もり時には、他社の金額を伝えた方が賢明です。その際も、やや安めの料金を伝えるようにしましょう。

そして、『本命は御社であるものの、他社では○○円だったため、それより安くなれば契約したいと考えている』と伝えてください。

必ずしも他社よりも安くなるとはいえませんが、無料サービスを追加して貰えるなど、前向きな回答を得ることができるはずです。

ステップその3:他社の見積り金額は少々安めに伝える

引越し業者は、初回の見積もり時に最安値を提示することはありません。様子を見ながら少しずつ下げていくのです。そのため、正直に金額を伝えるよりも、少々安めに伝えるようにしましょう。

金額が分からないときは、一括見積もりサイトの口コミ情報を参考にしてください。似たような条件で安く引越しをしているケースがあれば、その金額を参考にするのです。そうすることで、おのずと割引して貰いやすくなります。

ステップその4:最後のひと押しを大切にする

最後のひと押しは、とても重要です。もしも、『これ以上安い料金は提示できない』といわれた場合であっても、『○○引越し業者が○○円だったので、それよりも5,000円安ければ今契約を決めます』と伝えましょう。

5,000円は無理だったとしても、3,000円程度であれば割引してもらえたり、有料サービスを無料で提供して貰える可能性があります。

ステップその5:値引きが難しい場合はサービスを追加してもらう

引越しの値引き相場を大きく下回る金額ばかり伝えてしまうと、『お金がないお客さん』だと思われてしまうことがあります。そのため、営業マンの様子をみながら、これ以上安くできないと言われた場合は、サービスを追加して貰いましょう。

たとえば、不要品の回収、耐震グッズの利用、掃除サービスなど、各引越し業者では様々なオプションサービスを提供しています。値引き交渉よりも応じてもらいやすいケースがあるため、営業マンに伝えてみることをお勧めします。

【注意!】値引き交渉を行う際の3つの注意点

値引き交渉を行う際、注意したいことが3つあります。以下にまとめましたので、参考にしてください。

注意点その1:安さだけで契約をしない

誰しも引越し費用は抑えたいものです。しかし、だからといって安さだけにこだわらないようにしましょう。サービス品質が著しく低下したり、最低限のサービスしか利用できないケースがあるからです。

また、安さだけで勝負をしている引越し業者は、必ずしもサービス品質が高いとはいえません。特に地域密着型の小さな引越し業者を検討している場合は、業者の評判を予め調べておきましょう。

注意点その2:業者の都合も考慮する

引越しの費用を安くしたいからといって、自分の都合だけ押し付けないようにしたいものです。営業マンへ与える印象が悪くなると、あまり安くしてもらえなかったり、お得な特典や情報を提供して貰えないことがあります。

こちらの要望を伝えることは大切ですが、引越し業者側の都合にも耳を傾けるようにしましょう。そうすることで、お互いに気持ち良く見積もりを行うことができますし、契約に至った後もトラブルが少なくなります。

注意点その3:梱包資材を置いていかせない

引越し業者によっては、契約に至っていないにもかかわらず『梱包資材』を置いていくことがあります。値引き交渉の段階で『梱包資材』を貰ってしまうと、断りづらくなりますし、返却する際に手間がかかるものです。

場合によっては、宅急便で『梱包資材』を返却しなければならず、その際の費用はこちら側で負担することもあります。悪質な引越し業者では、『梱包資材』を受け取った時点で契約したと勝手に判断し、無理矢理話を進めることもあるようです。

そのため、価格交渉の段階で、梱包資材を受け取ることは避けましょう。

まとめ

今回は、引越し見積もり料金の値引き交渉術をご紹介しました。値引き交渉をしなくても、キャンペーンや割引特典を利用すれば、ある程度は安くなるものです。しかし、値引き交渉をすることで、更に安く引越しをすることができます。

引越し需要が多い繁忙期の値引き交渉は、閑散期と比較すると困難を極めますが、交渉を全くしない場合と比較すると、引っ越し費用は異なるものです。

もしくは、安くならないまでも、お得な特典を付けてもらうことができたり、一部の有料サービスが無料提供されることもあります。今回ご紹介した値引き交渉術を活用し、安価で満足のいく引越しを実現してください。


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