引越し料金・費用の相場がわかる 得して安心できる業者の選び方

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引っ越しでぬいぐるみの処分方法は?ゴミ出し以外の方法は?

引っ越しの荷造りの際に、ぬいぐるみの処分を検討する人は多いようです。しかし、ぬいぐるみの処分方法が分からず、困ってしまうケースは少なくありません。

そこで今回は、一般的なぬいぐるみの処分方法について、詳しくご紹介していきます。

また、費用が掛る場合は、目安となる費用相場も併せてお伝えしますので、是非参考にしてください。

ぬいぐるみはどうやって処分するのがベストなの?

引っ越しでぬいぐるみを処分したいときは、どのような方法で処分するのがベストなのでしょうか。まずは、以下の図をご覧ください。

この図は、ぬいぐるみを処分した経験がある人の、処分方法を集計したグラフです。

燃やせるゴミとして出している人が、約半数近く存在することが分かります。他にも、お寺や神社などで供養したり、寄贈・寄付する人も一定数存在しました。

ぬいぐるみの処分方法の傾向が分かったところで、次の項からぬいぐるみの処分方法について、更に詳しく解説していくことにしましょう。

ぬいぐるみはゴミの日に出しても大丈夫?

引っ越しでぬいぐるみを処分する際、ゴミの日に出しても問題がないものなのか疑問に思う人が多いようです。結論からいいますと、ぬいぐるみをゴミの日に出すことは可能です。

ただし、各地方自治体によって、燃やせるゴミとなるのか、もしくは燃やせないゴミ、粗大ゴミとなるのかは異なります。

たとえば、一片が50㎝以下までなら燃やせるゴミの日に出し、50㎝を超えた場合は粗大ゴミとして出すといった具合です。ちなみに、各地方自治体ごとで、サイズ制限が設けられています。必ず事前に確認しておきたいものです。

ほとんどの地方自治体では、一片が50㎝以下、もしくは30㎝以下のぬいぐるみであれば、燃やせるゴミとして出すことができます。

もしもゴミ袋に収まらない場合は、収まるように切断して詰め込めば問題ないようです。ただし、残酷な処分方法ですので、お勧めはしません。

尚、引越しでぬいぐるみを処分したいとはいえ、ゴミの日に出すことに抵抗を感じる人は少なくありません。愛着があるぬいぐるみなら、よけい強い抵抗を感じてしまうのは、自然なことだといえます。

ゴミの日を活用してぬいぐるみを処分する方法は、処分にお金をかけたくない人に最適な処分方法ではあります。しかし、抵抗を感じる場合は、無理をしてゴミの日に出す必要はありません。

ぬいぐるみを処分する方法は他にもありますので、別な方法で処分しましょう。

ちなみに、ぬいぐるみをゴミの日に出す際は、ぬいぐるみに塩を振って清め、他のゴミとは一緒にせずに単独で捨てる方法が好ましいといわれています。

考え方や価値観によって処分方法に個人差はありますが、自分が納得できる方法で処分をしたいものです。

回収業者を利用する

回収業者は、大きく分けると2種類あります。有料で回収している業者と、無料で回収している業者です。まず有料の業者ですが、自宅まで回収しに来てくれるケースもありますし、業者宛てにぬいぐるみを送るケースもあります。

このときに掛る送料は、自己負担することがほとんどです。もしくは、2,000円から3,000円前後(送料込み)の料金を、予め支払うケースもあります。

120サイズないし160サイズ程度のダンボール1つにつき、2,000円から3,000円程度という価格設定の業者が多いことから、大量のぬいぐるみを処分したいときには適していません。

また、回収されたぬいぐるみは、発展途上国の子供たちや、子供の施設関連に寄付、寄贈されることが一般的です。汚れが目立つぬいぐるみは、回収して貰えないことがあるため、事前確認が必要となります。

一方、無料で回収している業者の場合ですが、送料は自己負担でぬいぐるみを業者へ送るケースがほとんどです。こちらも、すべてのぬいぐるみを回収して貰えるわけではないため、回収が可能か事前に確認しておくことをお勧めします。

回収されたぬいぐるみは、有料の業者と同様で、発展途上国に住む海外の子供たちや、子供たちが集まる施設に寄贈されるケースが一般的です。

こうしてみてみると、処分費用の有無を除けば、有料の業者と無料の業者のサービス内容は同じといっても過言ではありません。

しかし、決定的な違いは、ぬいぐるみ以外の不用品も回収可能かどうかという点にあります。有料業者では、家具や家電などの不用品回収も行っているのですが、無料業者ではそのような不用品回収を行っていないことがあるのです。

そのため、ぬいぐるみ以外の物も同時に処分したいのであれば有料業者を利用し、ぬいぐるみだけを処分したいのであれば、無料業者を利用した方が良いといえます。

リサイクルショップ・オークション・フリマで売る

新品のぬいぐるみや、綺麗なぬいぐるみであれば、売ることも考えてみたいものです。リサイクルショップの場合、訪問見積もりが可能なこともありますので、ぬいぐるみの数が多いときは活用することをお勧めします。

1体につき10円程度が相場ですので、高価買取は期待できませんが、処分に費用を掛けたくない人にお勧めです。もしくは、オークションやフリーマーケットに出品する方法もあります。

必ず売れるとは限りませんが、レアなぬいぐるみを持っている場合は、ごく稀に高値で売れることもあるようです。期待はせずに、挑戦してみても良いかもしれません。

寄付・寄贈する

保育園、幼稚園、児童会館、小児科がある総合病院、ペットショップなどで、ぬいぐるみの寄付や寄贈を求めていることがあります。大々的に告知していないとしても、連絡をして確認したところ、大歓迎されるケースは珍しくありません。

直接持ち込むことも可能ですが、持ち込みが難しいようであれば、宅急便で送っても良いか相談をしてみましょう。また、どのようなぬいぐるみを寄付・寄贈したいのか、写真に撮ってメールでお知らせしておくと親切です。

寄付・寄贈の場合、不要なぬいぐるみが混ざっていたとしても、先方としては断りづらいものです。また、事前にぬいぐるみの状態を伝えておくことで、あとから寄付や寄贈を断られる心配もありません。

そのため、お互いに気持ち良くやりとりするためにも、先方の意向を確認してから、寄付・寄贈することをお勧めします。

また、発展途上国を支援している団体や企業でも、ぬいぐるみの寄付や寄贈を求めていることがあります。極端に汚れが酷いぬいぐるみを除き、大抵は回収して貰えるようです。

おもちゃや文房具などを募集しているケースもあるため、ぬいぐるみと一緒に寄付・寄贈するとより喜ばれます。寄付や寄贈の方法は各団体や企業で異なり、訪問回収もしくは宅急便でぬいぐるみを送るのが一般的です。

また、送料だけ負担するケースや、寄付・寄贈をする際に費用が掛るケースもあります。

たとえば、国際社会支援推進会ワールドギフトでは、ダンボールのサイズによって費用が異なり、120サイズ2,400円、150サイズ2,900円、170サイズ3,400円で寄付を受付けています。

寄付する際に掛る費用の内訳は、宅配業者の集荷料金、発展途上国へぬいぐるみを送る際にかかる送料、コンテナやトラックへ積込む際にかかる費用、団体の運営資金などです。荷物の集荷当日までに、費用を支払う規則となっています。

ゴミの日にぬいぐるみを出す前に、寄付や寄贈できるぬいぐるみはないか、一度チェックしてみましょう。

ぬいぐるみをゴミの日に出すくらいであれば、寄付や寄贈をして子供たちに喜ばれた方が、ぬいぐるみも幸せなはずです。

人にあげたり『あげます・譲ります専用サイト』を利用する

比較的新しく綺麗なぬいぐるみであれば、心当たりのある人に声を掛けて譲る方法も有効です。特に小さなお子さんがいる家庭であれば、喜ばれる可能性があります。

もしくは、『あげます・譲ります専用サイト』を活用して、不用となったぬいぐるみを処分することも有効な方法です。

ネットで検索をしてみると、思いの外たくさんの専用サイトが見つかりますので、利用する場合は早めにいくつか登録しておくことをお勧めします。

複数のぬいぐるみを2,000円から3,000円程度で譲っている人がいますが、費用が発生すると貰い手が見つかりにくくなるものです。

引っ越し当日までに処分したいのであれば、無料で募集することも考えておいた方が無難だといえます。送料のみ負担してもらうようにすれば、一切費用を掛けずに不用なぬいぐるみを処分することが可能です。

神社・お寺・葬儀場へ依頼する

愛着のあるぬいぐるみを処分することは、とても心が痛むものです。そのため、人形の供養やお炊き上げを行っている、神社・お寺・葬儀場へ依頼するのも一つの処分方法となります。

たとえば、人形供養で有名な長福寿寺の場合、身の丈が10㎝以内1体につき1,000円。身の丈が30㎝以内1体につき3,000円。身の丈が30㎝以上、もしくは重さが1kg以上1体につき5,000円で依頼することが可能です。

費用は人形と一緒に宅急便で送るか、事前に振込みます。送料は自己負担です。

尚、人形供養は、特定の神社やお寺で受付けています。近隣の神社やお寺で、必ずしも人形供養を行っているとは限らないのです。

そのため、人形供養やお炊き上げを行っているか、事前に確認することをお勧めします。

ところで、あまり知られていませんが、葬儀場でも人形供養を受付けていることがあるものです。料金は、各葬儀場によって異なります。

ぬいぐるみの数に関係なく、供養料が500円しか掛らないケースもありますし、80サイズのダンボール1箱あたり3,000円で依頼できるケースもあります。

処分したいぬいぐるみの数が多い場合は、それなりの費用が掛ることもありますが、まずは近隣にある葬儀場へ問い合わせをしてみましょう。

もしくは、ホームページを確認すると、供養やお炊き上げの費用が掲載されていることもあります。


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