引越し料金・費用の相場がわかる 得して安心できる業者の選び方

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引越し後のダンボールはどう回収・処分すればよい?業者は引取ってくれる?ダンボール引き取りサービスについて

引越し後、ダンボールの捨て方に困る方が多いようです。引越しのダンボール引き取りサービスを提供している引越し業者はありますが、必ずしも引き取りサービスが用意されているとは限りません。

今回は、引越し後に出たダンボールの捨て方、引越し業者の引き取りサービスなどについて詳しく取り上げていきます。

引越し後にダンボールを回収して貰うことはできる?

結論からいいますと、引越し業者ごとで対応が分かれるため、必ずダンボールを回収して貰えるわけではありません。また、回収して貰うことができたとしても、有料対応となるケースが増えています。

特に大手引越し業者では、無料回収が減少しており、逆に有料対応となるケースが増えてきているようです。回収する際に掛る人件費、車輌代、ガソリン代などを考えると、無料で対応することが困難になってきたのかもしれません。

有料といっても、1,000円から1,500円程度ですので高額な費用ではありませんが、できるだけ支払いたくない場合は、見積もり時に交渉するしかありません。もしくは、ダンボールを無料回収している引越し業者を探して、利用することになりそうです。

ただし、ダンボールを無料回収してくれるからといって、その他のサービスが優れているかどうかは分かりません。評判やサービス内容で業者を選んだ上で、たまたまダンボールを無料回収していたといった流れがベストです。

引越しで使用したダンボールを処分する5つの方法

引越しで使用したダンボールを処分する代表的な方法は、全部で5つあります。以下にまとめましたので、参考にしてください。

引越し業者へ処分を依頼する

真っ先に考えたいのは、引越し業者へ処分を依頼する方法です。各引越し業者によって、無料となるのか、有料となるのかは異なります。ちなみに、ダンボールを自ら処分する手間を考えると、引越し業者へ依頼する方法が一番楽かもしれません。

資源ゴミの日に処分する

ダンボールは、資源ゴミの日に出すことができます。自治体によっては、雑がみの日と呼ばれていることもあるようです。資源ごみの日は、2週間に1回となっていますが、各自治体によって対応が異なります。

ダンボールを出す際は、サイズを揃えて紐でまとめなければなりません。また、自治体によっては、資源ごみの日に出すことができないケースもあるようです。詳細は、各自治体のホームページを確認してください。

自治体の回収サービスを利用する

自治体によっては、『回収拠点』を設けているケースがあります。自ら持ち込むことになりますが、無料でダンボールを処分することができて便利です。

また、地域によっては、町内会や自治会、子供会、老人クラブ、管理組合、PTA、住民団体などで資源ゴミを集めていることもあります。

他にも有料とはなりますが、自治体が回収業者を紹介しているケースもあるようです。詳細は、各自治体のホームページを確認してください。

古紙回収業者を利用する

町内を回っている、古紙回収業者を利用する方法もあります。資源ゴミの中でも、ダンボールはお金になることから、喜んで引き受けてくれるようです。費用は、ほとんどの場合無料となっています。

ただし、いつ、どのタイミングで巡回してくるか分からないため、利用しづらいかもしれません。

クリーンセンターへ持ち込む

クリーンセンターとは、いわゆるゴミ処理場のことを指しています。ダンボール以外のゴミを捨てることも可能です。ただし、無料と有料に分かれるため、事前に確認する必要があります。有料の場合、10kgあたり100円前後の手数料が掛かるようです。

引越し業者のダンボール引取・回収サービス

引っ越しのダンボール引き取り方法として、最も便利な方法は引越し業者へ依頼する方法です。引越し業者のダンボール引取・回収サービスとは、どのような内容なのでしょうか。

引越し業者ごとでサービス内容は異なりますが、無料サービス、有料サービスのいずれかとなります。地域密着型の引越し業者であれば、無料サービスであることがほとんどですが、大手の引越し業者は有料化が進んでいるようです。

冒頭でも触れた通り、有料といっても大体1,000円から1,500円程度の費用であるため、そこまで高額ではありません。また、業者によっては、1回限定で対応しているケースがあるため、事前に確認しておきましょう。

一方、無料回収の場合、様々な制限が設けられていることがほとんどです。たとえば、回収エリアが限られていたり、回収期限が設けられていたり、依頼した引越し業者のダンボールしか回収して貰えなかったりなどがあります。

また、利用する引越しプランによっては、引越しダンボール処分を一切行っていないケースがあるため、事前に確認しておきましょう。

大手引越業者6社のダンボール引取・回収サービス一覧

大手引越業者6社のダンボール引取・回収サービスの概要について、以下の表にまとめてみました。是非参考にしてください。

業者名 料金 条件
ヤマトホームコンビニエンス
ヤマト運輸
利用するプランによって異なる 『引越らくらくタイムリーサービス』、『建替引越パック』は無料対応。
単身引越サービスは3,000円(税別)の有料対応
アート引越センター
アート引越センター
無料/一部有料 引越し後3ヵ月以内1回につき無料
3ヵ月以降は有料(料金は不明)
アーク引越センター
アーク引越センター
無料 無料回収を行っていますが、地域が限定されています。
アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社
有料 1,000円(税抜)で引き取り可能
一部地域・繁忙期の回収は不可なケース有
日本通運
日本通運
無料/一部有料 『単身パック当日便』は作業終了1ヶ月以内につき1回無料回収。
その他のプランは、作業終了3ヵ月以内につき1回無料回収。
複数回の回収を希望する場合は、追加料金が発生。
サカイ引越センター
サカイ引越センター
有料 1,000円(税抜)で引き取り可能
3/15から4/15は回収不可

ダンボールを捨てる際に注意したい3つのこと

それでは次に、ダンボールを捨てる際に注意したいことについて、詳しく見ていくことにしましょう。今回は、特に大切な3つのことを取り上げていきます。

その1:必ずダンボールを紐で束ねておく

処分・回収してもらう際は、必ずダンボールを紐で束ねておきます。束ねておかないと、処分や回収ができないケースもあるため、注意しましょう。また、ダンボールのサイズを揃えておくと、束ねるときに作業しやすくなります。

紐で束ねる作業が苦手であれば、百円均一などで販売されている『ハンディラップ』と呼ばれる『梱包用のフィルム』を用いると、作業しやすくなります。

その2:ある程度枚数が貯まってから処分する

ダンボールはかさばるため、枚数が貯まる前に処分してしまいがちです。しかし、複数回に分けて処分すると、その分、手間も時間も掛ります。引越し業者へ依頼するにしても、大抵は『1回限り』など回数に制限が設けられているものです。

そのため、生活するスペースに困らない程度ダンボールを貯めてから、一気に処分しましょう。後々、引越ダンボール回収で悩むことがなくなります。

その3:引越業者のダンボール回収は後回しにされがちなことを理解しておく

各引越し業者の口コミ情報を見ると分かりやすいのですが、ダンボールの回収は後回しにされるケースが多いようです。場合によっては、複数回に亘って回収依頼の電話を架けて、ようやく回収に来てもらえることもあります。

無料、有料回収問わず、上記の現象は起こるようですので、なかなか回収に来てもらえない場合は、根気強く回収依頼の連絡を入れるか、自らダンボールを処分した方が早いかもしれません。

便利!使用済みダンボール5つの活用法

使用済みダンボールは、処分せずに生活の中で活用することも可能です。今回は、5つの活用法についてご紹介していきます。以下にまとめましたので、参考にしてください。

その1:収納ボックスとして利用

そのままダンボールの中に衣類などを詰めても問題ありません。外側に包装紙などを貼ると見栄えが良くなります。それなりの強度があるため、長く使うことができそうです。

その2:押し入れの湿気取り

ダンボールは吸湿性が高い素材で出来ています。そのため、押し入れの中にいれておけば、除湿剤の代わりとして利用できるのです。下敷きとして敷くと、寝具などに汚れがつくことを防ぐ効果もあります。

その3:本立て

小さめのダンボールであれば、本立てとして活用することも可能です。カッターで加工して、仕切りを入れるとより使いやすくなるかもしれません。また、収納ボックスのときと同じように、外側に包装紙などを貼ると見栄えが良くなります。

その4:ゴミ箱

使用済みダンボールを、ゴミ箱として使っている方は多いようです。汚れたら新しいダンボールと交換し、古い方は処分すれば良いため、衛生的にも優れています。

その5:子供用の机や椅子

小さなお子さんがいる場合、机や椅子として活用することも可能です。多少の補強は必要ですが、いたずら書きしても問題ないため、楽しく活用することができます。

まとめ

今回は、ダンボール回収についてご紹介しました。依頼する引越し業者にて、万が一、ダンボールの回収サービスを扱っていなかったとしても、自ら処分する方法が分かれば後から慌てずに済みます。

また、ダンボールの処分方法は複数あるものの、一番手っ取り早いのは引越し業者へ依頼する方法です。無料・有料問わず、利用した引越し業者へ回収を依頼する方法が、一番手間が掛りません。

有料対応と聞くと、ダンボールの無料回収を行っている引越し業者を探したくなるものですが、『ダンボールの無料回収』だけで引越し業者を選ぶと、失敗する可能性が高くなります。

ようするに、トータルの引っ越し費用を安く抑えることの方が重要なのです。訪問見積もりの際などに、交渉次第で回収費用を無料にしてもらうことも不可能ではありません。

今回ご紹介した情報を参考にしながら、ダンボールの処分方法について検討してください。


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